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更新日:2021年11月11日

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戸口

戸口01

下戸口集落(方言名:てぃんご)・中戸口集落(方言名:なかほう)・上戸口集落(方言名:うちぶくろ)の三集落を併せて「戸口」と呼んでおり、その由来は、海からの入口であるという意味だと言われています。

戸口の人は気性が荒いとか、粗野であるという意味から「トグチヤバン」という呼び名で他のシマジマに知られていますが、戸口の人々が使う場合は「質実剛健」という意味で使用しているようです。
その由来は、昔、浦集落の浜で戸口の牛と赤尾木の牛が闘牛をして、戸口の牛が負けた時に、勝ち誇る赤尾木の人々とケンカになり、追い返したことによると言われています。

戸口には壇ノ浦で源氏に敗れ落ちのびた平家にまつわる伝承が多く残っており、中でも、平行盛を祭ったティラヤマの「行盛神社」や、海を一望できる小高い丘で、かつて平家が城を築いたと言われる「ヒラキヤマ」などがあります。

元々、「行盛神社」は、この「ヒラキヤマ」にあったそうですが、戸口の湊に出入りする船や、沖合いを航行する船の難破が続いたことから、平家一族のたたりだと恐れられ、海の見えない現在の場所に移設されたようです。

戸口集落からは、奄美初の参議院議員で、郷土の復帰・復興に尽力された「川上嘉氏」や、日教組委員長、参議院議員を歴任し、奄振法改正や延長に心血を注いだ「宮之原貞光氏」の二人の名誉町民が輩出されました。

 

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