更新日:2021年11月11日
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龍郷町役場から約3キロ、穏やかな龍郷湾の水面と松並木が美しい県道を北に走ると久場集落があります。
県道からは民家が見えにくいため、車で走っているとつい通り過ぎてしまいそうな集落ですが、集落の中に入ると果樹園などの耕地がかなり奥まで広がっていて驚かされます。
久場集落の北側には霊峰「オデモリ」があり、かつては安産祈願の対象となっていました。
番屋の港の手前には西郷隆盛が遠島で龍郷に着いた際に船を係留したと言われる「西郷松」がありました。
久場の歴史を見守ってきた幹回り約4メートルの老松は、病気や塩害、白アリによる被害により立ち枯れたと診断されました。県道を通行する車両への危害を避けるため平成25年4月に伐採。その西郷松で作られた西郷と愛加那の木彫が、龍郷町生涯学習センターりゅうがく館入口に飾られている。
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