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更新日:2021年11月11日

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円

「冬の季節風ニシ(北風)がまともにあたり、海に面する山々の木々は低く斜面をはうように曲がり、その厳しさを物語っている・・・。」(龍郷町誌より)
町内でも最も冬の季節風にさらされている集落で、かつて海岸沿いの家には、風の強い時は波が打ち寄せてきたそうです。
現在は県道沿いとなっていますが、海沿いの家々の一部には風と波をさえぎる石積みの垣を今でも見ることができます。

円集落の人々を称して「インチュのチョーベ」というそうですが、「円の人はマネ上手」という意味だそうです。

古くは沖縄・糸満の漁師たちが一夏を円の浜辺で生活していた時に、彼らの網漁を吸収して、円ではフーアミ使い(大網使い)の漁師たちが生まれました。

ほかにもイショメガネ(水中メガネ)を古老が改良して漁に使用していたことなどもマネ上手と言われる由縁だそうです。

現在も3月から4月にかけては「方言名ヒキ(スズメダイ)」の追い込み漁や浜売りが行われるなど、かつて漁が盛んだった頃の生活を垣間見ることが出来ます。

龍の目

春分の日と秋分の日の前後に「龍の目」と例えられる「かがんばなトンネルに沈む夕日」を観察できるスポットとして有名です。

龍の目

 

お問い合わせ

龍郷町役場 企画観光課

894-0192 鹿児島県大島郡龍郷町浦110番地

電話:0997-69-4512

ファックス:0997-62-2535

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