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更新日:2021年11月11日

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赤尾木

赤尾木01

龍郷町の東端に位置し、奄美大島本島の「くびれ」と言われる「赤尾木地峡」を形成していることが集落の地形的な特徴です。

太平洋と東シナ海が、約800メートルの距離で近接しており、かつて小さな舟で航行するのが至難であった笠利崎とトンパラ岩間の「荒灘」を避けるため、太平洋側から東シナ海側へ舟を渡す「舟越し」の地としての役割を担っていました。この舟を引いた道は「舟引き道」として、現在でもその一部が残っています。

赤尾木地峡.jpg

また、赤尾木には先史時代の遺跡群があります。「ウフタ遺跡」と呼ばれる縄文系土器と弥生系土器の重複遺跡で、先史時代から赤尾木には人が住んでいたことを伺い知ることができます。

そして、赤尾木集落の風景に特色を与えているのが、昭和13年に建造された「赤尾木送受信所の無線塔」です。当時10基あったコンクリート製の無線塔ですが、現在3基残っています。太平洋戦争中は、空爆目標にされ、度重なる攻撃を受けたようです。

赤尾木送受信塔.JPG

赤尾木出身の名誉町民「禱苗代(いのりしげしろ)氏」は沖縄県の小学校教師に始まり、上京後、深川東陽小学校長を経て、法律を学び、司法官や衆議院議員を歴任しました。

 

お問い合わせ

龍郷町役場 企画観光課

894-0192 鹿児島県大島郡龍郷町浦110番地

電話:0997-69-4512

ファックス:0997-62-2535

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