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更新日:2021年11月11日

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大勝

大勝02

本町の内陸部に位置し、隣接する川内、中勝集落とともに海岸線を持たない数少ない集落の一つで、集落名の「大勝」にも次のような由来があります。

元来、船を主な交通手段として、海が村々を結んでいた頃に、内陸部にある集落には「徒歩」すなわち「徒(かち)」で行くことになります。そのため、海岸線から大きく離れた「大きな徒(かち)」と呼ばれていたものが、後々に大勝となったと言われています。

地形的に見ると、笠利や龍郷の諸集落にとって大勝集落は、名瀬への出入口としての機能を果たしてきました。そのため、人の往来が頻繁にあり、集落の人々の気風を柔軟なものにしてきたと言われています。

その例として、大勝と書いて、方言では「ほーがち」と呼ぶことにかけて、「ほーがちほーなしゃ(大勝の人は常識はずれ)」と他集落の人が呼ぶのも、閉鎖的なシマ社会にあって、大勝では排他性が少なく、名瀬からの影響をいち早く受けとめる進取の気風に富んでいたことに由来していると言われています。

そういった地形的な要因から、集落を構成する人々も、他シマからの入り込み者の割合が多いのが特徴です。また、大勝集落には認可保育所や小学校があり、郵便局、スーパーなども近いことから、生活に便利な地区として、人気があります。

 

お問い合わせ

龍郷町役場 企画観光課

894-0192 鹿児島県大島郡龍郷町浦110番地

電話:0997-69-4512

ファックス:0997-62-2535

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