令和4年2月

最近、「性的マイノリティ」「LGBTQ」等の言葉を聞く事が増えています。
同性を好きになる子、異性も同性も好きになる子、そもそも誰も好きって思わない子もいるのです。
性は多様で数えきれない程あります。
異性を好きになる事が「ふつう」だという感覚と、自分に押し付けられたイメージで「ありのままの自分では生きていくのが難しい」「自分の性のあり方は人と違うのかも」と悩み、相談も出来ず苦しい思いをしている子ども達もいます。
救いは、周りの子ども達が多様な性のあり方について柔軟に捉えている事です。
問題は、子ども達が社会に出た時に大人とのギャップで生きづらさや困難を抱えないかという事です。
私達大人が理解を深める事が、誰もが生きやすい社会のカギになるのではないでしょうか。

文：里 明美