更新日:2022年5月10日
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私たちは、様々な場面で「女性ならではの視点」という言葉を耳にすることがありますが、どうして「男性ならではの視点」という言葉は聞こえてこないのでしょうか?
そこには、男性を基準・中心として女性を対置させる、男性と女性の関係性の文化(ジェンダーの非対称性)が揺らいでいます。
個人の適性や能力よりも、性別、役割が優先され重要視される職場カルチャーが、性別による不平等をつくり出し、性差別の発現につながっていると考えられます。
ことばは意識を形づくります。
「女性ならではの視点」を「あなたならではの視点」に言い換えたら、男女双方に、公正に届くエールになることでしょう。
文:森田 啓子
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