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更新日:2023年6月19日

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子宮頸がん予防ワクチン接種

子宮頸がん予防ワクチン接種費用を助成します

子宮頸がんの発症は、日本では年間8千人以上が報告され、20~30代で急増しています。そのほとんどは、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となっており、予防に一定の効果のあるワクチン接種が勧められています。

対象者

【定期接種】

小学校6年生~高校1年生相当の女性

【キャッチアップ接種】

高校2年~26歳の女性

*令和7年3月31日まで公費で接種することができます。

「子宮頸がん」ってどんな病気?

子宮頸がんは、子宮の入り口付近にできるがんです。日本では年間約8,500人が発症し、約2,500人が死亡するという統計があります。近年20歳代から30歳代で発症する人が急増しています。

「子宮頸がん」の原因は?

原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染です。HPVは多くの場合、性交渉により感染すると考えられており、すべての女性の約80%が一生に一度は感染するという、ごくありふれたウイルスです。感染しても大部分は自然に消えますが、消えずに残ることがあり、数年~十数年の経過を経て、子宮頸がんを発症することがあります。感染した人が1,000人とすると、このうちがんになる人は1~2人程度です。

「子宮頸がん予防ワクチン」とは?

現在国内で接種できるヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出されるHPV16型及び18型のウイルス様粒子を含んでいる2価ワクチン(サーバリックス)と小圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因ともなる6型、11型も加えられた4価ワクチン(ガーダシル)また、令和5年4月1日より2価ワクチン4価ワクチンに加えて、9種類の遺伝子型を標的とする9価ワクチンが追加となりました。これらのワクチン接種により、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。また、すでに感染しているウイルスを排除する効果はありません。

接種回数と間隔

HPVワクチンは3種類あり、同じワクチンで2回から3回の接種を受けます(筋肉注射)。

※十分な予防効果を得るには、2回から3回接種することが大切です。

接種リスト

接種にあたって

接種を受けることが出来ない人

  1. 明らかに発熱している人(通常37.5℃以上)
  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな人
  3. 子宮頸がん予防ワクチンに含まれる成分で過敏症(通常接種後約30分以内に起こる呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応を含む)を起こしたことのある人
  4. その他、医師が不適当な状態と判断した場合

接種を受ける際に注意が必要な人

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病、血液の病気や発育障害などの基礎疾患のある人
  2. 予防接種で、接種後2日以内に発熱のみられた人
  3. 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことのある人
  4. 過去に免疫不全の診断がなされている人及び近親者に先天性免疫不全症の人がいる人
  5. 血小板が少ない人や出血しやすい人
  6. 妊娠又は妊娠している可能性がある人
    ※妊娠中の接種に関する有効性・安全性及び授乳中の接種に関する安全性は確立していません。
  7. 未成年者は、保護者同伴で接種をお願いします。

接種後の注意点

  1. 予防接種を受けた後30分程度は、急な副反応が起こることがあります。体調の変化に注意し、症状が表れたときには、医師にご相談ください。
    ※恐怖等を感じることにより、接種後、血管迷走神経反射として失神があらわれることがあります。
  2. 接種後、1週間は副反応の出現に注意しましょう。
  3. 接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は差し支えありませんが、接種部位をこするのはやめましょう。
  4. 当日は、激しい運動は避けましょう。

副反応について

子宮頸がん予防ワクチンの副反応は以下のとおりとなっています。接種後1週間は副反応の出現に注意しましょう。体調に変化がみられた場合は、医師にご相談ください。

※外国での臨床試験結果

頻度

副反応の症状

10%以上

かゆみ,注射部位の痛み・赤み・腫れ,胃腸症状(吐き気,嘔吐,下痢,腹痛など),筋肉の痛み,関節の痛み,頭痛,疲労

1~10%未満

発疹,じんましん,注射部位のしこり,めまい,発熱,上気道感染

0.1~1%未満

注射部位のピリピリ感・ムズムズ感

頻度不明

失神・血管迷走神経発作(息苦しい,息切れ,動悸,気を失うなど)

健康被害救済制度

本町が契約している医療機関において、この予防接種を受け、万が一健康被害が生じ、その健康被害が予防接種を受けたことによるものであると認められた場合は、救済を受けることになります。

関連情報

厚生労働省ホームページ

予防接種実施協力医療機関

 

 

子宮頸がん検診について

龍郷町では本町に住民票のある20歳以上の女性を対象に、子宮頚がん検診を行っています。早期発見のためにも、20歳になったら、子宮頚がん検診をうけましょう。

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お問い合わせ

龍郷町役場 子ども子育て応援課

894-0192 鹿児島県大島郡龍郷町浦110番地

電話:0997-69-4555

ファックス:0997-62-2535

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