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更新日:2022年1月24日

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ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン予防接種

ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン

 乳幼児に死亡または重篤な後遺症を残すことのある小児細菌性髄膜炎の原因は、インフルエンザ菌b型(ヒブ)と肺炎球菌の感染が多くを占めているといわれています。

 ヒブと肺炎球菌には、それぞれ発病および重症化を予防するワクチンがあり、細菌性髄膜炎等の予防にはワクチン接種が最良の手段です。

対象者

 生後2か月~5歳未満の乳幼児

接種料金

 無料

接種方法

  1. 指定医療機関に事前に予約をする。
    ※指定医療機関は別紙案内をご参照ください。
  2. 母子手帳・予診票を持参のうえ、医療機関を受診する。
    ※お子さまの体調の良い時に保護者同伴で接種してください。

ヒブ(Hib)ってどんな病気?

ヒブは、正式にはヘモフィルスインフルエンザ菌b型という細菌で、細菌による子どもの感染症の主な原因菌の一つです。名前は似ていますが、主に冬に流行するインフルエンザのウイルスとは全く別のものです。

せきやくしゃみなどにより感染し、そのほとんどは症状を起こすことはありませんが、一部の人で菌が血液中に入り込み、髄膜炎や肺炎などの全身感染症や、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎などを起こします。乳児期に感染しても抗体(免疫)ができないので、繰り返し感染することがあります。

年間約400人がヒブ髄膜炎にかかっており、約11%の子どもが発育障害や聴力障害、てんかんなどの後遺症が残ったり死亡したりしています。

生後3か月から5歳未満にかかりやすいので注意が必要です。なお、生後4か月から1歳までの乳児が過半数を占めています。

小児肺炎球菌って何?

 肺炎球菌は細菌による子どもの感染症の二大原因のひとつです。

せきやくしゃみなどにより感染し、多くの子どもが鼻の奥に保菌しています。体力や抵抗力が落ちたときなどに、菌が体内に入り込んで、細菌性髄膜炎・菌血症・肺炎・副鼻腔炎・中耳炎といった病気を起こします。

ワクチン導入前は、年間150人前後が肺炎球菌による化膿性髄膜炎を発症していると推定されていました。

肺炎球菌性の髄膜炎になった人のうち、約21%の子どもが水頭症、難聴、精神発達遅滞などの後遺症が残ったり死亡したりしています。生後3か月から5歳未満にかかりやすいので注意が必要です。特に2歳未満の乳幼児でリスクが高くなっています。

副反応について

 接種部位の局所反応:発赤、腫れ、しこり、疼痛

全身反応:発熱、不機嫌、異常号泣、食欲不振、嘔吐、下痢、不眠、傾眠など通常は、一時的なもので、数日で消失します。また、重い副反応として、海外で非常にまれにショック・アナフィラキシー様症状※1(じんましん・呼吸困難など)けいれん(熱性けいれん含む)血小板減少性紫斑病が報告されています。

※1「アナフィラキシー」とは,通常接種後約30分以内に起こるひどいアレルギー反応のことです。汗がたくさん出る,顔が急に腫れる,全身にひどいじんましんが出るほか,はきけ,嘔吐(おうと),声が出にくい,息が苦しいなどの症状に続き,ショック状態になるような激しい全身反応のことです。

関連情報

厚生労働省ホームページ(予防接種情報)

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お問い合わせ

龍郷町役場 子ども子育て応援課

894-0192 鹿児島県大島郡龍郷町浦110番地

電話:0997-69-4555

ファックス:0997-62-2535

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