更新日:2022年10月21日
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「種おろし」は、翌年の豊作を祈願するとともに、一年間の締めくくりとして各家庭を踊り浄め、繁栄を祈る行事です。昔は、各家々を回り夜通し踊り明かしていましたが、現在は集落ごとに多少異なりますが、新築の家などを中心に数軒を回るといったかたちが多くなっています。迎えた家では、料理や飲み物が提供され老若男女、夜遅くまで踊り続けます。「種おろし」は、集落の親睦を深めるうえにおいても、大事な行事となっています。
近年、種下ろしは集落運営費を集める場ともなっております。婦人会、壮年団は朝から料理や会場の準備をします。また、打ち出し(チヂン)をする方々は踊りの要となる大切な役目です。見物される方は、そういう場であることを少し思い出しながら、どうぞ一緒に唄や踊りを楽しんでください。お心づけ(3,000円前後)をいただけたら、「〇〇様より〇〇両頂戴しました~」と声が上がり(ハナの披露)、集落の皆さまが喜んでくれると思います。
例年10月下旬~11月上旬に行われます。
令和4年度種下ろしは多くの集落で中止、または集落の方のみでの開催としています。
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