更新日:2023年2月17日
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青森県弘前市出身。日本の探検家、政治家、実業家。当時の日本において辺境の地であり、その実態がほとんど分かっていなかった南西諸島や千島列島を調査したほか、奄美大島の島司や第2代青森市長も務めている。奄美群島や八重山諸島などの南西諸島を調査した際の記録書『南嶋探験』は、柳田國男など後の民俗学者に大きな影響を与えた。奄美大島での第5代島司(現在の鹿児島県大島支庁長)時代には、島の糖業振興と島民が抱えていた負債の償却に力を注いだ。また、西郷南洲翁(西郷隆盛)を深く敬愛しており、「南洲流謫跡(西郷が龍郷で暮らしていた住居跡)」に勝安芳(勝海舟)撰の西郷を顕彰する石碑の建立に尽力した。
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