更新日:2022年1月26日
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高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画は、3年ごとの国の介護保険制度改正に合わせて市町村が策定するもので、龍郷町における3年間の高齢者福祉全般、及び介護保険事業に関する計画を定めます。
第8期龍郷町高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の策定にあたっては保健医療関係者・社会福祉施設関係者・被保険者等による計画策定委員会で検討を重ね、その後、龍郷町議会の議決を経て確定しました。
第8期計画の計画期間は、令和3年度から令和5年度の3か年となります。
わが国では、高齢者の増加が諸外国に例をみないスピードで進んでおり、高齢者人口は「団塊の世代」が75歳以上となる令和7(2025)年には3,600万人に達すると見込まれています。
また、介護ニーズの高い85歳以上人口が急速に増加することが見込まれており、世帯主が高齢者の単独世帯や夫婦のみの世帯の増加、認知症の人の増加も見込まれるなど、介護サービス需要が更に増加・多様化することが想定されます。
このような背景から、本町では、地域包括ケアシステムを一層深化・推進し、これからの高齢者があらゆる世代の町民とともに豊かにいきいきと暮らせる地域共生社会を目指して、龍郷町高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画を策定しました。
この計画の期間は、令和3(2021)年度から令和5(2023)年度の3年間となります。
高齢者人口は増加しつづけており、令和12年(2030年)に2,129人とピークを迎え、その後は徐々に減少に転じますが、高齢化率は増加をしていく見込みとなっています。
また、平成27年国勢調査時の高齢者単身世帯は382世帯、一般世帯に占める割合は15.9%、高齢者夫婦世帯は345世帯で14.3%となっており、いずれも全国平均、鹿児島県平均を上回っています。
住み慣れた地域で安心して暮らし続けるには、これらの課題を踏まえて、「自助」「互助」「共助」「公助」を組み合わせていくことが重要になります。高齢者本人とその家族、町民、ボランティア団体、民間企業、医療機関、介護事業者、町など、それぞれの主体が協働し、支え合いながら、地域全体で取り組んでいく必要があります。
この計画の目指す高齢社会とは、町民がみんなで支え合い、健康の保持増進に努め、自分らしい暮らしを考え、選択し、一人一人が尊厳を持ちながら住み続けられる社会です。
龍郷町では、町民・保健・医療介護福祉の関係者から声を出してもらい、今、本町にある資源や、今後必要な取り組みを「わきゃシマ」どぅくさネットとしてまとめあげています。
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