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更新日:2025年1月31日
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子宮頸がんの発症は、日本では年間8千人以上が報告され、20~30代で急増しています。そのほとんどは、性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となっており、予防に一定の効果のあるワクチン接種が勧められています。
【定期接種】
小学校6年生~高校1年生相当の女性
【キャッチアップ接種】
対象者:平成9年4月2日生まれ~平成21年4月1日生まれの女性
条件:令和4年4月1日~令和7年3月31日の期間中に、子宮頸がんワクチンを1回以上接種していること。
期間:令和8年3月31日まで
令和7年度4月以降も、残りの接種を公費で受けられることになりました
子宮がんの予防として、予防接種と子宮がん検診の受診をご検討ください。
子宮頸がんは、子宮の入り口付近にできるがんです。日本では年間約8,500人が発症し、約2,500人が死亡するという統計があります。近年20歳代から30歳代で発症する人が急増しています。
原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染です。HPVは多くの場合、性交渉により感染すると考えられており、すべての女性の約80%が一生に一度は感染するという、ごくありふれたウイルスです。感染しても大部分は自然に消えますが、消えずに残ることがあり、数年~十数年の経過を経て、子宮頸がんを発症することがあります。感染した人が1,000人とすると、このうちがんになる人は1~2人程度です。
現在国内で接種できるヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは、国内外で子宮頸がん患者から最も多く検出されるHPV16型及び18型のウイルス様粒子を含んでいる2価ワクチン(サーバリックス)と小圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因ともなる6型、11型も加えられた4価ワクチン(ガーダシル)また、令和5年4月1日より2価ワクチン4価ワクチンに加えて、9種類の遺伝子型を標的とする9価ワクチンが追加となりました。これらのワクチン接種により、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。また、すでに感染しているウイルスを排除する効果はありません。
HPVワクチンは3種類あり、同じワクチンで2回から3回の接種を受けます(筋肉注射)。
十分な予防効果を得るには、2回から3回接種することが大切です。
子宮頸がん予防ワクチンの副反応は以下のとおりとなっています。接種後1週間は副反応の出現に注意しましょう。体調に変化がみられた場合は、医師にご相談ください。
外国での臨床試験結果
頻度 |
副反応の症状 |
---|---|
10%以上 |
かゆみ,注射部位の痛み・赤み・腫れ,胃腸症状(吐き気,嘔吐,下痢,腹痛など),筋肉の痛み,関節の痛み,頭痛,疲労 |
1~10%未満 |
発疹,じんましん,注射部位のしこり,めまい,発熱,上気道感染 |
0.1~1%未満 |
注射部位のピリピリ感・ムズムズ感 |
頻度不明 |
失神・血管迷走神経発作(息苦しい,息切れ,動悸,気を失うなど) |
本町が契約している医療機関において、この予防接種を受け、万が一健康被害が生じ、その健康被害が予防接種を受けたことによるものであると認められた場合は、救済を受けることになります。
厚生労働省ホームページ
予防接種実施協力医療機関
龍郷町では本町に住民票のある20歳以上の女性を対象に、子宮頚がん検診を行っています。早期発見のためにも、20歳になったら、子宮頚がん検診をうけましょう。
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