更新日:2021年12月12日
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1948年12月10日、国際連合で「世界人権宣言」が採択されました。それにちなみ、12月10日は「人権デー(Human Rights Day)」と定められています。
日本では、法務省の人権擁護機関が毎年、12月4日~10日を「人権週間」と定め、全国的に人権啓発活動を展開し、人権尊重思想の普及高揚を呼びかけています。
龍瀬小学校も人権週間に先立ち、11月22日~12月3日までを「人権旬間」とし、人権を考える取組を3つ行いました。
一つ目は、「龍瀬っ子いいとこミッケ」の取組です。子どもたちが、お互いのいいところをカードに記入し、ホワイトボードに掲示します。
「分からないところを教えてくれて、ありがとう」
「最後まであきらめないところがすてき!」など、心がぽかぽか温かくなるメッセージであふれていました。
二つ目の取組は、11月30日に行われました「人権集会」です。保護者の皆様にもご協力していただいて親子で考えた「人権標語」の発表がありました。どの作品も思いやりを感じられる作品でした。ここで3点紹介させていただきます。
「だれにでも 優しくしよう 思いやり 6年 川口優心」
「こわくない 勇気をもって ふみ出す一歩 6年 西田有我」
「一人じゃない 私がいるから 大丈夫 6年 平島美玲」
また、人権集会では総務委員会が中心となり、仲間と協力して行うじゃんけん大会もありました。異学年のお友だちと交流を深めるいい機会になりました。
三つ目の取組は、人権教育教材「ひらく」を活用した、人権・同和教育の授業の実施です。学級活動や道徳の時間に各学年のテーマに沿って行われました。
【令和3年度 人権学習テーマ】
1年「なかまづくり」 | 2年「性差別問題」 |
3年「『障害』者問題」 | 4年「多文化共生」 |
5年「ハンセン病問題」 | 6年「奄美の歴史と文化」 |
人権旬間の取組を通し、友達のいいところ・自分のいいところに気付いたり、一人一人、みんなが大切な存在だということを考えたりすることができ、人権を尊重するとはどういうことなのかを考えるいい機会になりました。
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