更新日:2022年1月15日
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龍瀬小学校の総合的な学習の時間「ゆずり葉」では、私達の住む龍郷町や奄美大島のことを詳しく知り、更には島の素晴らしさを島外にアピールしようというコンセプトの下、3年生から6年生までの4年間をかけて様々な事柄を学んでいます。
その中で3・4年生では地域を支える産業である黒糖作りについて学び、実際に作る活動を行っています。その事前学習として、水間黒糖(外部サイトへリンク)に黒砂糖の製造工程を見学に行ってきました。昨年度は感染症対策のために見学できなかった4年生も一緒に見学に行きました。
サトウキビは汁を絞るだけではなく、搾り滓(かす)も肥料にするので捨てるところがないこと。
家のお風呂より大きい平釜の下からどんどん火を焚いてサトウキビの絞り汁を煮詰める様子。
1トンのさとうきびから90kg程度の黒砂糖しかできないことなど・・・
たくさんのことを社長の水間さんから教えていただきました。
写真の子どもたちが持っている割箸の先についているのは煮詰めたサトウキビの汁でできた水飴です。温かいうちは糸を引いてよく伸び、冷めると固くなります。
そして大きなへらで切り分けると、私たちがよく見慣れた黒砂糖になります。
これは、煮詰めたサトウキビの汁を撹拌(かくはん)機にかけて空気を含ませた後、金属の板の上に空けて冷やしたものです。食感はサクサクフワフワ!
撹拌(かくはん)の工程の有無で大きく食感が変わることに、みんなびっくりしました。
今回学んだことを生かし、3学期は実際に黒糖作りにチャレンジします!
~撹拌(かくはん)機とは~
撹拌は、物質をかき混ぜることを意味しています。
撹拌機は、固体・液体、固体・固体、固体・気体など数種類の異なる物質を混ぜ合わせるための機械です。
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