更新日:2022年12月20日
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明けましておめでとうございます。
輝かしい新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
かねてより、本町行政の推進に各方面から多大なるお力添えを賜っておりますことに、心から厚く御礼申し上げます。
昨年は、奄美大島においても、感染力が極めて強いオミクロン株により、乳幼児から高齢者まで全世代への、感染が急激に拡大しました。
感染拡大防止にご努力いただいた町民や事業所の皆様、なにより医療機関が危機的にひっ迫する状況の中で、住民の生命と健康を守るためにご尽力いただきました医療従事者をはじめ、介護福祉事業者等、全ての関係者の皆様に、衷心より深く感謝申し上げます。
また、国外ではロシアのウクライナ侵攻が国際情勢に与える影響や円安による燃料価格や物価高騰など、社会生活や様々な産業において大きな影響を受けた年となりました。
このような状況の中でも昨年は、子供たちの活躍が光りました。
西郷菊次郎翁生誕160周年を機にスタートした、青少年ミュージカル「KIKUJIRO」公演、大島高校が春の選抜高校野球出場、全国都道府県中学校相撲選手権大会で俵幸平君(龍南中)が個人戦無差別級優勝、全国大会県予選を兼ねたU16の女子ジャベリックススローで且ゆりあさん(赤徳中)が県予選優勝、大島地区中学校駅伝競走大会では、赤徳中学校女子が二連覇達成、全日本中学女子軟式野球大会鹿児島県選抜に白畑優杏さん・龍萌々香さん(龍南中)が出場、本町から初のプロ野球選手誕生(戸口出身の大野稼頭央投手)等々、コロナ禍において、本町の子どもたちの活躍が私たち町民に、喜びと感動そして希望を与えていただきました。
さて、奄美大島は一昨年前に世界自然遺産に登録され、本町の自然観察の森もリニューアルオープンし、徐々に観光客も増えてきております。
これを大きな追い風と捉え、本町が有する豊かな自然に加え、八月踊りなどの伝統文化や長い歴史を誇る大島紬・黒糖焼酎などの地場産業を広く情報発信し、「行ってみたいまち」となれるよう、旅行意欲の更なる喚起に取り組むことで、龍郷ファンの拡大を目指してまいります。
また、今年は、奄美群島日本復帰七十周年や奄振法延長に向けて大詰めになる年を迎えます。
私は、町民の声がしっかり反映される町政運営を前に進めながら、本町の強みである地域の絆・結いから生まれる安全安心や住民の笑顔、元気を日々大切にし、人情豊かな住みよいふるさと(たつごう)として、魅力と誇りのもてる、まちを築き上げ、継承して参りたいと考えております。
結びに、新型コロナウイルス感染症の「第8波」が懸念されますが、
引き続き感染防止対策にご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、町民の皆様にとりまして、平穏で幸多き一年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和五年一月一日 龍郷町長竹田泰典
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