避難訓練（火災想定）

10月26日(火曜日)に火災を想定した避難訓練を実施しました。

「慌てないように校庭に避難しなさい。」との放送を聞いた子どもたちは、担任の先生方の指示に従い、ハンカチやタオルなどで口を押さえながら、「お・か・し・も」を守り、校庭へと避難しました。また、職員は通報や初期消火にあたる係、残された児童がいないかを捜索しながら防火扉を閉める係など、火災の緊急時体制を確認しました。

次に、消防署の方から講話とともに、消火器の使い方を習いました。

【消火器の使い方】

1、消火器レバーの下を持って運ぶ

2、安全栓を引き抜く

3、ホースをはずし、火元に向ける

4、レバーを強く握って噴射する

 

そして、実際に代表児童が消火器を使って火を消す訓練をしました。消火器を使う際は、風向きに注意しなければならないとのことでした。

訓練の後半には、質問タイムもありました。

一部を紹介します。

Q.「消防車にはどのくらい水が積まれているのですか？」

A.「約プール一杯分の水が積まれています。」

Q.「なぜ消防車は赤いのですか？」

A.「赤＝火のイメージから、消防車を見たときに『火事に気をつけよう』と思ってもらうためです。」

さらに、放水体験(4～6年生)や消防車の設備見学もさせていただきました。

消防士の方に補助していただきながら放水を体験した子どもたちは、その水の量や勢いに驚いていました。また、普段見ることができない消防車の設備に、みんな興味津々で、どの子も間近に寄って見ていました。

今回の訓練の途中には、緊急出動の要請を受けた救急車が学校から出動する一幕もありました。質問をすることができなくなり残念に思う反面、こうして緊急時にすぐ対応し、駆けつけてくれる救命救急や消防の方々がいるおかげで、安心して暮らしていけることを実感することができました。

御多用の中、ご指導していただいた消防署の皆様、ありがとうございました。