更新日:2021年7月26日
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龍郷町消防の方を講師にお招きし、3~5年生を対象にBLS教室を開催しました。
BLSとは・・・。
あまり聞きなれないワード。BLSとは、何のことでしょう。
BasicーLifeーSupportの略で、日本語訳で「一次救命措置」という意味です。
この一次救命措置は、専門的医療器具・薬などを使う必要がなく、正しい知識・適切な処置の手順を知っていれば誰でも行うことができる心肺停止・呼吸停止に対する救命措置です。
救命措置というワードを聞くと、大人が受講する高度な内容と思われます。
しかし、ここ数年BLS受講を小学校の段階から授業として取り入れる傾向が高まっています。
発達段階に応じて内容は異なりますが、小さいころから命の尊さ・大切さを知ることはもちろん、
傷病者を発見した際に、冷静に対応できる力を育みます。
また、大人に成長した時にBLS学習の基礎が定着していることで、内容理解が高まるようになることも狙いの1つです。
消防の方の体を見ながら、人が呼吸するとはどういう事か。
肺はどう動くのか、というのを実際に見て感じ取っていました。
また、心肺蘇生法についても学び、訓練を行いました。
「見て、聞いて、さわって、生きているあかしを見つけよう。」
私たちは五感を使って生活しています。そのなかで人が生きている証を確かめられるのは「視覚」「聴覚」「触覚」の3つ。今回は自分の感覚を使って、生命徴候を捉える学習を行いました。
「手首をさわると、ピクピクするね。」
「首もさわったら、ドキドキを感じられる場所があるよ。」
この後、聴診器で自分や友達の心音や呼吸音を確かめる活動も行いました。
龍郷町消防の皆様、お忙しい中、貴重な講話をありがとうございました。
発達段階に応じた学習テーマ
小1 「命の尊さ」 |
小4 「BLS」 |
中1 「BLS」 |
小2 「119通報」 |
小5 「結の精神」 |
中2 「BLS」 |
小3※ 「生命徴候」 |
小6 「BLS」 |
中3 「社会連携」 |
生命徴候とは?
バイタルサインの事。
脈拍・血圧・呼吸・体温を五感で感じ、「生きている」という証がどのような状態かを学びます。
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