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更新日:2022年1月14日

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フージャバル遺跡跡

フージャバル遺跡は、龍郷町役場から西へ約100m入った県道側の台地に位置します。
台地は西側から南に向けて広がっており、眼下には龍郷湾が望めます。
本遺跡はそのマージ(赤土)層の台地上に立地しています。
昭和53年に当時の龍郷町教育長築島一義氏が遺物を表採し、通報を受けた中山清美氏が確認して遺跡であることが分かりました。
遺物を含んだ層は一枚で、土器や石器が見つかりました。
遺物は赤土にくっついており、文様などははっきりしませんでした。
土器は全体的に赤褐色で、胎土は砂粒子を多く含み、焼成はあまりよくありませんが、文様があることは分かったため「宇宿下層式土器」であると考えられています。
遺跡の広がりなどは不明ですが、台地上に形成される遺跡としては重要なものです。
奄美大島でマージ層に形成される遺跡としては、龍郷町嘉渡遺跡、大勝遺跡、名瀬市天川遺跡、知名瀬遺跡などがあります。

所在地

〒894-0103鹿児島県大島郡龍郷町玉里

フージャバル遺跡

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