更新日:2023年2月20日
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1月30日(月曜日)、第3回IR研修を実施しました。
研修する先生方が対象児童を個々に絞り、課題解決までの過程を最後まで見守り、対象児童の事実の姿から、授業を分析していくという手法です。
『分かる喜びを感じられる算数科指導を目指して!』
算数科の指導方法の研究・実践に取り組んできました。
第3回となる6年生の研究授業は、新学習指導要領で強化された統計教育に係る「データの活用」単元の授業でした。
〇基礎的、基本的な概念や性質などをしっかりと理解するとともに、処理する技能を身に付けた児童 |
〇既に学習した知識を活用し、自分の考えを数学的な表現(操作・図・数式・言語)を用いて表現することのできる児童 |
〇学習における基本的なしつけの徹底と学習内容を十分に理解する工夫 |
〇子ども一人ひとりが自分の考えをもつことができるような課題解決の見通しをもたせる工夫 |
〇主体的な子ども同士の学び合いで考えを広げたり深めたりさせるような手立ての工夫 |
算数コーナーやタブレットなどのICT機器を活用し、既に学習している知識を新しい単元に応用して分析や活用ができないか確認します。
授業の前半は、
児童の考える機会を増やすため、周辺の席ではない児童とグループを作り、互いに協力して教え合いながら学習を進めます。
その際、今日の授業までに先生が準備した統計グラフなどの教材資料を活用し、グループで分析を進めていきます。
授業の後半は、
周辺の席の児童とグループを作り、授業前半のグループ内で分析した結果を説明し、最終的な結論を導かせていきます。
児童の発言を基にまとめを行い、既に学習している知識を活用して様々なできごとを考えようとする意欲喚起につなげていきます。
〇「見方・考え方」に着目し、先生が児童に考えさせる発問。
〇指導計画に見方・考え方を位置付ける。
〇出てきた複数の表現を関連付ける(表現と思考を関連付ける・数学的活動と概念を結びつける)等。
ご指導・ご助言いただいたことを今後の指導に生かし、算数科の見方・考え方を中心とした授業づくりに努めていきたいと思います。
ご指導いただいた町教育委員会の指導主事、ありがとうございました。
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