新型コロナ感染予防を踏まえた心肺蘇生法

新型コロナウイルス感染症の感染予防を踏まえた心肺蘇生法について

感染予防のための注意点

1. 自分のマスクがあれば着用して実施する

2. 意識や呼吸の確認は、倒れている人の顔に近づき過ぎないよう行う
   →呼吸の確認は、胸とお腹の動きを見る

3. 胸骨圧迫を開始する前に、倒れている人の口と鼻に、ハンカチやタオルなどをかぶせる

大人への対応

• 胸骨圧迫のみを行い、人工呼吸は行わない

子供への対応

• 人工呼吸の講習を受けその技術を身につけていて、人工呼吸を行う意思がある家族等は、胸骨圧迫に加えて人工呼吸を行う

救急隊に引き継いだ後は

• 速やかに石鹸で手と顔をしっかり洗う
  →すぐに洗えない状況であれば、まずは消毒用アルコールで手を消毒する
• 倒れた人の鼻と口にかぶせたハンカチやタオルなどは直接触れずに廃棄する

その他の注意点

• 本手順に記載がない点は、従前どおりの心肺蘇生法を実施する
• AEDの装着と使用については従前どおり行う