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更新日:2024年9月17日

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帯状疱疹ワクチン・高齢者肺炎球菌ワクチン費用助成

龍郷町では、以下の任意接種について罹患すると重症化する恐れがあることから、感染症の発症や重症化予防及び費用の負担軽減のため、接種費用を一部助成いたします。

対象予防接種

1.帯状疱疹ワクチン

2.高齢者肺炎球菌ワクチン(定期外)

申請に必要なもの:申請書領収書振込口座が分かるもの

助成の流れ→接種後に申請手続きを頂き、助成金を口座にお振込みします。

令和6年4月1日以降の接種分より助成いたします。

龍郷町任意予防接種費用助成金交付申請書(請求書)様式第1号(PDF:112KB)

高齢者任意予防接種チラシ(PDF:471KB)

 

1.「帯状疱疹予防接種」助成について

帯状疱疹とは

「帯状疱疹」は、子どもの頃にかかった水ぼうそう(水痘)の原因である「水痘・帯状疱疹ウイルス」が引き起こす病気です。子どもの頃にかかったウイルスが体内に潜伏しており、免疫力が低下した時に、ウイルスが活性化することで発症します。普段は免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため、帯状疱疹を発症することはありません。50歳以上の方から発症率が高くなると言われています。
症状として、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現します。水疱が見られる2~3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度たつと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2~4週間で皮膚症状がおさまります。
また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては、成人の9割以上が抗体を持っていることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。

詳しくはグラクソ・スミスクライン株式会社 「帯状疱疹予防.jp」 https://taijouhoushin-yobou.jp/

 

帯状疱疹予防接種の種類と副反応

使用
ワクチン

水痘ワクチン(生ワクチン)
製品名:ビケン

帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)製品名:シングリックス

接種回数

1回

2回

接種方法

皮下注射

筋肉内注射

接種費用

1回あたり7,000円~11,000円程度

1回あたり20,000円~24,000円程度

発症予防
効果

50歳以上:67.5%(1年後)37.2%(5年後)

50歳以上:97.2%
70歳以上:89.8%

有効性の
持続期間

8年後:31.8%

10年後:73.2%

副反応

頻度10%以上の副反応
発赤(44.0%)、そう痒感(27.4%)、熱感(18.5%)、腫脹(17.0%)、疼痛(14.7%)、硬結(13.5%)
●重大な副反応 (頻度不明)
アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎

頻度10%以上の副反応
疼痛(79.1%)、発赤(37.4%)、腫脹(24.2%)、胃腸症状(悪心、嘔吐、下痢、腹痛)(12.0%)、頭痛(28.3%)、筋肉痛(36.9%)、疲労(34.6%)、 悪寒(21.4%)、 発熱(16.7%)
●重大な副反応 (頻度不明)
ショック、アナフィラキシー

出典:厚生労働省ワクチン分科会資料、ワクチン取り扱い説明書・添付文書より

 

帯状疱疹ワクチン助成内容
対象者 50歳以上の町民 ※接種日において龍郷町民であること

使用
ワクチン

水痘ワクチン(生ワクチン)
製品名:ビケン

帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)
製品名:シングリックス

助成額

1回 5,000円(上限)

1回 10,000円(上限)

助成回数

1回のみ

2回
注意:2回接種が必要です。6か月後までに2回目の接種を受けてください。

 

2.「高齢者肺炎球菌ワクチン」助成について

肺炎球菌感染症とは

「肺炎球菌」という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

高齢者を対象とした肺炎球菌ワクチンにはどのような効果がありますか?

「肺炎球菌」には 90種類以上の血清型があり、定期接種で使用される「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。この23種類の血清型は成人の侵襲性肺炎球菌感染症(※)の原因の約4-5割を占めるという研究結果があります。「ニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)」はこの23種類の血清型の侵襲性肺炎球菌感染症を4割程度予防する効果があります。
※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

 

高齢者肺炎球菌ワクチン助成内容(定期外)と副反応

使用ワクチン

23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライド
ワクチン製品名:ニューモバックスNP

対象者

接種日において70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳である町民   

接種日において龍郷町民であること

接種費用

1回あたり 7,500~8,000円程度

助成額

1回 4,000円(上限)

助成回数

3回 注意:前回接種してから5年の間隔をあけ接種してください

副反応

頻度1~5%
倦怠感、違和感、悪寒、発熱、筋肉痛、硬結、頭痛
●頻度5%以上
注射部位の疼痛、熱感、腫脹、発赤
●稀に報告される重い副反応
アナフィラキシー様反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎用反応
(出典:厚生労働省ホームページ・ワクチン添付文書)

 

予防接種による健康被害救済制度について

帯状疱疹および、高齢者肺炎球菌(定期接種対象外分)については、任意接種であるため、被接種者に健康被害が生じた場合、予防接種法による健康被害救済制度の対象者にはなりませんが、「医療品副作用被害救済制度」による救済の対象になることがあります。
※「任意接種」とは・・・予防接種法に規定された「定期接種」とは違い、必要性や希望に応じ、各個人の判断で行う予防接種のことです。

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お問い合わせ

龍郷町役場 保健福祉課

894-0192 鹿児島県大島郡龍郷町浦110番地

電話:0997-69-4514

ファックス:0997-62-2535

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