STOP!脳卒中
鹿児島県の脳卒中死亡率(人口10万人あたりの脳卒中で亡くなった人の数)は全国平均の1.3倍と大変高く、また、高齢者が要介護や寝たきりになる最大の原因も脳卒中です。
脳卒中を予防して、健康寿命をのばしましょう!
症状に気づいたらすぐに119番!
- 脳卒中の治療は一刻をあらそいます
- あなたの周りの人に、「何だかいつもとちがう、もしかして脳卒中?」と感じる異変があったら、要注意!
- 顔(Face)の麻痺、腕(Arm)の麻痺、言葉(Speech)の障害、どれか1つでも症状がみられたら、発症時刻(Time)を確認して、すぐに(FAST)、119番!
- 詳しくは、県ホームページ(外部サイトへリンク)をご確認ください。
顔(Face)の麻痺
- 「にっこり笑ってください」と、笑顔を作るようお願いしてください。
- 麻痺があると、顔の片側が下がったり、ゆがみがみられたりします。
腕(Arm)の麻痺
- 「手のひらを上に向けて、両腕を上げてください」と、両腕を上げて前に伸ばした状態を維持するようお願いしてください。
- 麻痺があると、片腕が上がらなかったり、上がっても維持できずに下がってしまいます。
言葉(Speech)の障害
- 「今日は天気が良いと言ってください」と、短い文章をいつも通り話せるかどうかを確認してください。(「今日は天気が良い」以外の言葉でも構いません。)
- 麻痺があると、なかなか言葉が出てこなかったり、話せてもうまくろれつが回らなかったりします。
発症時刻(Time)を確認
- 顔の麻痺、腕の麻痺、言葉の障害のどれか1つでも該当したら、「脳卒中」の可能性が高いと言えます。
- 症状が出た時刻を確認して、すぐに119番に電話しましょう。
(発症時刻は医師が治療法を検討する際に重要な情報になります。)
脳卒中予防
生活習慣の乱れが引き起こす、脳卒中を発症させる危険因子
- 高血圧
- 糖尿病
- 糖質異常症
(中性脂肪・動脈硬化等)
- メタボリックシンドローム
生活習慣の改善を!
- 食塩を減らす
- 野菜はたっぷり
- 禁煙・節酒
- 適度な運動