更新日:2022年1月14日
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大勝厳島神社は、昭和16年に大木山神社から移転したものです。
この移転は、大勝小学校18代校長の金井清実が、集落の片隅の目立たないところより、参拝者も増える良い場所へ移そうと発案したものでした。
当時、金井校長は自ら鹿児島に出向いて、大木山神社の由緒を調べました。
その祭神が神武天皇の叔母とされるイチキ姫であることと、平家落人伝説を関連させて、平家ゆかりの「厳島神社」を新しい名称に提案し、村民に説明したようです。
また、神社の移転は「皇紀2600年」の記念事業の一環としても位置付けられました。
このようにして厳島神社となりましたが、大木山神社以来のお産の神としての信仰は受け継がれ、今もなお安産祈願の参拝がなされています。
所在地 〒894-0105鹿児島県大島郡龍郷町大勝 |